古裂美術館
16~17世紀
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笹蔓手金更紗
前掲の鶏頭手は必ずしも金更紗に限られたものではないが、…
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鶏頭手金更紗
この鶏頭手の花は大地に根を生やしたように整然とならぶ。…
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鶏頭手金更紗
茜の濃淡で染め分けた花に、紫の花を加え、茎や葉は藍がち…
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紋尽手更紗
日本と通商したイギリス東インド会社やオランダ東インド会…
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染分柴垣に蔦文繍箔
能装束の縫箔は、主に身分の低い女性役が腰の周りに巻きつ…
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竹に桜水仙文友禅染
友禅染の特色である筆による彩色も初期には控え目で、この…
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「鳥」に梅文小袖裂
梅が枝に鹿子絞りの「鳥」字を組み合わせた小袖裂。上に見…
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梅花に扇文小袖裂
満開の梅に宝尽くしを刺繍した扇を組み合わせ、新春の訪れ…
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染分山道に桜と窠文慶長裂
赤い染め分けの形状やなかの文様の構成は抽象的で、桜の一…
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橘に蓬萊文慶長裂
綸子地に霞箔を摺り、鹿子絞りと刺繍で橘の文様をあらわし…
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扇面散らしに花卉文慶長裂
この裂は、野村正次郎(1879-1943)が昭和初期に…
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蒲公英文慶長裂
室町時代から武家女性の式正の服に用いられた黒・赤・白の…
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二十四孝文慶長裂
偶然にも1領の小袖から別れた2枚の裂が齋藤コレクション…
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雲に熨斗文慶長裂
黒練貫地に金霞を摺り詰め、熨斗のなかに小紋箔・鹿の子絞…
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扇面散らし文慶長裂
江戸初期に流行した慶長小袖の裂。流水に水葵、蓑亀、吉祥…
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桜藤に地紙文慶長裂
地には金摺箔を墨で縁取った霞箔を置き、刺繍の桜と藤、割…
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岩に百花文慶長裂
絞りであらわした岩の間に、刺繍で松や梅の吉祥の樹木や、…
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百花文繍絞り
桃山末から江戸初期、小柄が流行した時期の特色を示す小袖…
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襷に桐鳳凰文半臂裂
舞楽装束の、袍と下襲の間に着込む半臂の裂。平舞で袍の片…
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桐竹文下襲裂
舞楽の装束は、平安時代の武官の束帯がもとになって、舞の…
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藤に山道文唐織
丈が40cmを超える長大な藤。花や葉のなかにある稲妻形…
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桐に幸菱文唐織
桐と幸菱を組み合わせた吉祥文様は、有職織物を意識したも…
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枝垂れ桜と菊文唐織
唐織は本来、文字通り中国渡来の織物であったが、平安時代…
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段に巴紋と蝶貝雪輪文摺箔
能装束の熨斗目の衽裂であったと思われる。先染めで白・茶…
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山取りに扇面唐松と短冊文繍箔
地は松皮菱や亀甲花菱を入れた山を重ね、上文のようにして…
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松に梅文繍箔
吉祥の樹木、松の緑と梅の白が紅地によく映え、精緻な針使…
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雪持ち柳に楓文刺繍
早春に薄く降り積もる雪は、「はつれ雪」とか「はだれ雪」…
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桐に扇面散らし文繍箔
桃山時代の染織品にしばしば見られる菊桐の文様は、その伝…
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菊桐草花文繍箔
紅の練貫地に明るい色彩の刺繍と朱で縁取った金の摺箔が映…
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菊亀甲軍扇散らし文繍箔
地の糸にはわずかに赤みが残っており、もとは赤紫に染めた…
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霞に扇面散らし文繍箔
この裂は肩裾小袖の裾の一部であった。一面に霞形の箔を置…
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雪持ち柳に花輪違い文繍箔
裂の左下の丸く区切られた縁取りから、もとは洲浜形の肩裾…
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柳鞠に色紙形文繍箔
これも繍箔の小袖裂で、上文は色紙形。地文の柳と鞠を組み…
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松桜に色紙形文繍箔
もとは肩裾を洲浜形に区切った繍箔小袖で、右側の裂はその…
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草花に扇面散らし文繍箔
この裂は下前衽の裾部分であろう。もとの小袖は腰を白くあ…
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桐樹文繍箔
桃山時代の典型を示す繍箔。刺繍に加え、金銀の箔を摺って…
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立波文辻が花染
白く抜いた帽子絞り、逆に黒く染めだした輪出し絞りに鹿子…
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雪輪に八重葎文辻が花染
雪輪を輪出し絞りで染め分け、そのなかに墨の描絵や鹿の子…
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桐紋陣幕裂
朱赤の地に五三桐を白く染め抜いた幕の断片で、これは桐の…
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裂手鑑 辻が花染
室町、桃山時代の古文献に記された「辻が花」は麻の帷子に…
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染分椿文辻が花染
小袖裂。共裂として、国立歴史民俗博物館の小袖屏風や京都…
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団扇檜葉に立波文辻が花染
小袖の上前と後ろ身頃にあたる裂。もとの小袖は肩に紫地の…
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梅の絞りに草花文摺箔
輪出しで紫・藍・萌葱・紅の円形を染め、金の摺箔をほどこ…
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段に菊菱九曜文辻が花染
九曜文、割り菱と花菱に鹿の子絞りの筋、下には白地に菊枝…
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檜垣に藤菊文辻が花染
紺色地に白く染め抜いた檜垣と、萌葱地に四季の草花を絞り…
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扇面散らし文辻が花染
もとの地色はもっと赤みがあったと思われる。まず地染めの…
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藤文辻が花染
紫地に絞り染の白上げで藤をあらわした辻が花裂。帽子絞り…
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花文辻が花染
紫根染めの練貫地に、絞り染による花文を散らした小袖裂。…
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裂手鑑 太子間道
「太子間道」は本来、法隆寺に伝来した幡などに使用された…
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婦人に花文紗刺し
婦人と花を紗刺しであらわす。日本で江戸時代におこなわれ…
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牡丹蓮唐草に唐子文緞子
牡丹と蓮を互の目に配して唐草でつなぎ、その間に唐子が遊…
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薔薇文緞子
この文様はこれまで「薔薇」と見立てられてきた。中国の薔…
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大牡丹唐草文緞子
堂々たる牡丹唐草を織りだした緞子。これは裏側から見た状…
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龍文絹綴
龍は、中国を代表する霊獣であり、皇帝のシンボルとして扱…