きのうの朝、アトリエの近くは雪が積もっていました。
きれいだったので通勤中に思わず写真を撮りました。
さて、先日はじめて唐織の配色をする機会がありました。
「観世水に小袖花」という、長い間 眠っていた柄です。
こちらが紋図です。右側の縦線が経糸の上がりを示しています。
紋図を見ながら配色していきます。
ついつい紋図の色につられてしまうので、白黒コピーに色をのせていきます。
今回の経糸は紅白の締切(しめきり)。絣の段模様です。
振袖に合わせたりするような 華やかな帯になる予定なので、きれい目の色を使っていきます。
自分はどちらかというと地味好みなので、派手な色をたくさん使うのは少し勇気がいります笑
織れた見本の一部がこちら。全体的に色数が多くてまとまりがないな~というのが個人的な印象でした。
朱色の上にのせると 糸の色の見え方が変わることも再認識しました。
まわりの方のご意見やご感想を聞き、なるほど~!と思いながら、もう少し練習が必要だなと思いました。
機会があればまた挑戦したいです。
これから少し色を変更して、まもの(本番)を織っていきます。
次の展示会に間に合いますように!
永井