去年の終わり頃から、店主の提案の元、柄、素材、色などの試織を重ね、角帯の新作を順次織り進めています。
他では無いような、齋藤織物だからこその感性で創作しました!
↑角帯の試織裂… 柄や素材を変えて実験です!
全くつくることが無かった角帯ですので、イメージを掴むためにもまずは試織です。
経糸の色と緯糸の色が重なる事でどんな色に変化するか、素材や組織の雰囲気など、やはり実際に織ってみないと想像しただけでは分からない部分を知ることは出来ません。
アトリエには、本当に沢山の色や素材があり、その中から「これだ!」と思うものを探し出して織り、「なんか違うな」とか、「こっちの素材も面白そうだな」とか、試行錯誤しながら新作の試織を楽しんでいます。
↑生地を織り出す地ぬき糸… 水色の紬糸とブルー系濃淡2色の絹紡を合わせて織ることで、色に深みや異素材の風合いが加わります。
特に紬糸は染ムラが出やすいのですが、それがとても面白い効果を生み出します!
↑経糸の金糸と相まって魅力的です!織手のテンションも上がります!笑
こうした見本の中から、店主に相談しつつ決定したものを順次織っています。
新柄もつくり、カラーバリエーションも増やしていますので、まずはいろんなタイプの角帯を実際に手にとってご覧いただきたいです!
お店まで足をお運びいただけましたら嬉しい限りです!
安井