今年1月から始めた古裂コレクションの貯蔵庫建設プロジェクト
先代から蒐集し始めた今では約100点にも及ぶ貴重な古裂コレクション、
時代と共に失われていく財産をより良い形で保管し、またその一部を関係者に「一般公開」
できるよう、齋藤織物の敷地内に貯蔵庫を建てるプロジェクトを年始から始めた。
そこで新進気鋭という表現はご本人から怒られるかもしれないが、本来ならそう簡単に
依頼できないであろう建築デザイナーの周防氏に以前からのご縁もあり、
幸運にも頼むことができた。
約40年前にほぼコンクリートでデザインされた齋藤織物の社屋、氏はそれに同化するような
デザインを提案し、それはあたかも地面から反り出したかのような印象の建造物になるという、
いかにも彼らしい魅力ある発想とデザインに大満足である。
まだまだ始まったばかりだが、その一部をお見せしよう。
ようやく外壁が経ち始めたばかり
完成予定は秋口ということだが、これから台風や大雨で工事のスケジュールが
どうなるこやら、、、、急ぐこともないのでじっくり待つとしよう。
また進捗をお伝えするので乞うご期待。