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MIYABAYASHI / KIMONO / OBI / /

筆 : 宮林 渉

4月着物と帯

駒無地 付下 濡れ描き 藤

いよいよ春本番の4月がやって参りました。今年の4月の気温はどうなるでしょう?季節としては袷の時期ですが、暑ければお単衣仕立でも良いのでは?という感覚でコーディネートのご提案をさせていただきます。濡れ描き藤の表現はとてもやわらかい友禅暈しで表現してます。写真に撮った色目を表現するのが、非常に難しい色目でございまして、暗く写ったり、青く写ったり…生地の駒無地は、艶感のあるツルりとした素材です。生地感とともに色目を実際にご覧いただけましたら幸いです。
価格:¥360,000-

長絹 夏袋帯 縞

齋藤織物製の夏袋帯。こちらも色目を整えるのが非常に難しかったです。外で撮ったりもしましたのでその色目が一番近いと感じてますのでご参考にして下さい。縞柄は、今回のコーディネートの様に 着物が花柄の時など重宝する事、間違い無し!配色も1本づつ変化させ、同じ並びの色目は二つと無い帯となってございます。4月のご提案ではございますが、夏帯 長絹 縞を合わせてご提案させていただきました。お洒落にお使いいただく際、日差しも強いし、今日は夏帯にしようかな?という感覚で、軽やかにお洒落にお使い下さい♪
価格:要お問合せ

濡れ描き藤
ピンクの藤には銀彩も入れて仕上げてございます。全て糸目を入れずにキワをやわらかく仕上げてます。

太陽光にて撮影した濡れ描き藤
藤も葉もフワっとした やわらかさがございます。

濡れ描き藤
左が衽、中央が上前となります。

長絹 夏袋帯 縞
太陽光にて撮影した画像です。
実際の色目に近い雰囲気となります。

太陽光と比べると暖色の色目が上手く出なく、また銀糸が引き立ってますが、そこまで銀糸が前に出る感じはございません。

筆 : 宮林 渉