READ 2022.03.15 日記帳/店主日誌/ お礼と感謝 お客様各位 3月13日、武原展示会場の片付けを終え、社員全員無事に帰社しました。 昨年と同じく世情を配慮し、期間も短縮して挑んだ会でしたが ありがたいことに二日間大いに賑わいました。 今回も制限を設け、時間も制約されましたがたくさんの方とお会いすることができ、 そして素敵な時間を皆様と共に…
READ 2022.03.05 日記帳/店主日誌/ 嗜好 この仕事に携わっているといろいろなことに気付く。 ”好み”という言葉もそのひとつで、十人十色とはよく言うが正に人それぞれ 嗜好は様々であり、色や形は当然のこと、感性なども含めると それは無限に拡がり行きつくところがない。 さて、我々はそんな感性を売り物とし、生業としている。 ”美”を追求し…
READ 2022.01.31 日記帳/店主日誌/ 世代交代 先日、当ホームページお知らせからもご報告しましたが、本年一月一日をもちまして 八代目店主として就任いたしました。 私がこの会社に勤め始めたのは2001年の1月、当時親の仕事(家業)の魅力を実感し始めた矢先 突如日本も含め世界が同時多発テロや天災に見舞われ、そして日本経済が長い不況へと落ちて…
READ 2022.01.18 日記帳/店主日誌/ 雪持ち文様 一段と寒くなりました、1月20日頃は大寒、一年でもっとも寒い時期ということです。 大寒は小寒から数えて15日後とされていて、小寒から大寒、立春までの30日間が 「寒の内」ということになります。 ちょうどこれから15日間程度は寒さのピークといったとこでしょうか、 どうぞお身体に気を付けてお過ご…
READ 2021.12.25 日記帳/店主日誌/ 年の瀬 今年も残すところあとわずかとなり、そろそろ2021年を振り返り総括する時期となった。 さて、思い返せば今年はどんないいこと、悪いことがあったでしょう、、、、 毎年のように一年はあっという間に過ぎ、歳をとるにつれ時の経つ早さに驚かされる。 この窮屈なコロナ禍、上手くいったこともあれば、いかなかっ…
READ 2021.09.24 日記帳/店主日誌/ 10月 京都秋の陳列会 9月も後半となり、いよいよ来月から経済への締め付けも全国的に緩和されるようです。 今年はワクチンの接種率も格段に上がり、ようやく経済へ目を向けられる状況になったと 理解すべきなのでしょうか。 もしくはこれ以上成す術もなく、経済への打撃を少しでも抑えにかからないと 日本は立ち行かなくなる、と判…
READ 2021.09.09 日記帳/店主日誌/ コロナとのながい闘い 昨日またニュースで緊急事態宣言の延長に関する情報が流れていた。 驚いたことに今年1月からこの9月末までで、コロナ感染症対策における政府からの 発出がなにもなかった日はたったの28日だそう。 それ以外はすべて緊急事態宣言か、まん延防止等重点措置が発出され、東京を中心に 地方も含め常に何らかの規…
READ 2021.08.30 日記帳/店主日誌/ 9月のコーディネート 朝夕が少しずつ涼しく感じる頃になりました。 この時期の夕暮れは特に美しく、ひぐらしのBGMも心に滲みます。 さて、9月の着物と帯のコーディネートは袷にしました! あれ?単衣じゃないの?? という方もおられると思いますが、今回は秋冬を控えた先取りコーディネートです。 着物: 雲井濃緑(…
READ 2021.08.25 日記帳/店主日誌/ 展示会予告 梅雨のような雨も上がり、ようやくまた夏らしい日差しが戻ってきました。 今、ぎをん齋藤ではこれからの展示会に向けて、”物作り”に勤しんでいます。 染物、織物、すべての品々にぎをん齋藤の色や柄行が表現されるよう、 厳密に判断し、こだわりながら各制作過程を進めています。 そして、それらの品々が会場…
READ 2021.08.19 日記帳/店主日誌/ 新型コロナ第5波 また新型コロナが首都圏を中心に感染拡大し、今や全国に広まっている。 今回の感染スピードと感染者の数は素人でもわかるくらい異常であり、 全国で2万人を超えてもなお感染者は増加している。 そして毎日この報道を見ると”デルタ株”はほんとうに恐ろしいと肌で感じる。 振り返れば先月はオリンピックがあり…
READ 2021.07.29 日記帳/店主日誌/ 物づくりとこだわり ぎをん齋藤の物づくりにはこだわりがある。 生地に色を付ける単純な在庫の積み増し作業ではなく、 ありきたりの言い回しになるが、染物一つ一つ綿密に染め出しをおこなっている。 生地の選択から始まり、図案の構成、友禅による色彩構成や刺繍の配色など、 様々な工程を経て、”ぎをん齋藤らしい”染物、きもの…
READ 2021.03.24 日記帳/店主日誌/ 祇園の桜咲く 3月24日、今週は天気も良く祇園の桜もいっきに開花し始めています。 弊店の周辺は観光地ということもあり、多くの桜名所がありますが 一押しというとやはりご近所の”新橋”ではないでしょうか。 弊店から目と鼻の先、小川が流れ、石畳を進んで行くと左手には青々となびく柳が続き、 右手には桜の木が対…
READ 2021.03.16 日記帳/店主日誌/ 暖簾を新調 先日、弊店の勝手口にかけてある暖簾を新調しました! 奥の中庭手前にかけている暖簾ですが、人の出入りが多く何かと触れる 機会がある故、生地の痛みやしみも目立ってきたので、長年愛用してきた 暖簾は”洗い”に出し、この春から新しいものをかけました。 以前のものは同じ水色でしたが、柄は”立涌”の白ぬ…
READ 2021.03.04 日記帳/店主日誌/ 京都春の陳列会お知らせ 朝夕は冷えますが、少し穏やかな気候になり過ごしやすくなりました。 ようやく春の醍醐味といったところでしょうか。 季節は暦通り毎月移り変わり、時折四季の空気を肌で感じると 平時の感覚を一瞬取り戻したような、安らぎを感じるときがあります。 さて、そんな春満開の時節にぎをん齋藤は京都の弊店にて…
READ 2021.03.02 日記帳/店主日誌/ 3月の着物と帯 今月の着物と帯のコーディネートです。 3月らしい貝桶と道長の付下に透かし織りの帯を合わせました。 今回のコーディネートはやはり”春”をイメージし、爽やかで写真映えする色合い。 着物は綸子唐草文、地色は春にぴったりの藤色。 そして貝桶や貝がポイントにあしらってある、軽やかな美しい着物で…
READ 2021.03.01 日記帳/店主日誌/ ”春”! 陽気な日々が続いていますね。 ようやく3月、寒~い冬も終わり日の光を浴びると 生命の実感がわいてきます! また太陽の尊さみたいなものもこの季節になると再認識するように、 ”春”というとなにかしら心はずむ気持ちになります。 そして、さていよいよ着物シーズン到来!といきたいとこですが、…
READ 2021.02.01 日記帳/店主日誌/ 御所解いろいろ ぎをん齋藤【御所解】染名古屋帯のご紹介。 弊店の”御所解染名古屋帯”には特別な生地を使用しています。 一見普通の縮緬ですが、しぼが高く重厚感がある生地で しっかりした厚みと手ごたえのある”織”が特徴。 染め上がりも良く、濃淡にかかわらず奥深い上品な色目に 仕上がり、縮緬特有の”つや”がまた…
READ 2021.01.20 日記帳/店主日誌/ ぎをん齋藤の御所解を貴方の特別な一枚に。 今回はぎをん齋藤”の代名詞、【御所解訪問着と袋帯】のご紹介。 地色は淡いグレーベージュ地、雲井の生地感にすごくマッチした モダンで都会的な色合いです。 柄は創業以来変わらない、”ぎをん齋藤の御所解文様”だが友禅疋田は藍、 刺繍は古代紫の濃淡、と地色にあわせたシンプルでモダンな”ハイエンドクラ…