READ 2022.06.29 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 東京出張販売ではありがとうございました♪ 皆さん、こんにちは!(^^)/ 早くも梅雨明けですね! 先週末の東京出張も暑かったですー! と、申しましても私はホテルに缶詰めですが(笑) お越しいただけましたお客様より「暑い暑い」と、確かに道中暑かったです! 今回ご注文いただきましたのは殆どが夏物!否、全て夏物! 皆さま、意識を高く保…
READ 2022.06.28 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 牡丹唐草帯 鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、中国との貿易によってたくさんの染織品が日本国内にもたらされます。 そうした舶載裂は、茶人たちに茶入の仕覆や表装の裂として用いられ、 「名物裂(めいぶつぎれ)」として賞翫されるようになりました。 名物裂には、その染織手法によって、印金ですとか金襴、間道、緞子など…
READ 2022.06.25 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ もののなまえ 最近、「もののなまえ」が面白くて気になってます。 正確には対象物の「別称・二つ名」というべきでしょうか。 先日は樂美術館を訪ねましたが、「猫割手」という茶碗銘の由来など、 その背景となるエピソードの方に目が向いてしまう今日この頃。 当blogでもコーディネートに際して「見立て」云々の話を…
READ 2022.06.24 日記帳/店主日誌/ 美しき色、いにしへの裂 まだ記憶にある人も多いと思うが、以前2017年6月から8月の終わりまで、京都岡崎にある細見美術館にて 故齊藤貞一郎が蒐集した「古裂」の展覧会を約2か月の間行った。 当時本人の真意は、ブログにもあるように大変光栄なことだが、古裂の展覧会となると集客の反応も含め、 諸々心配事があると綴っており、ま…
READ 2022.06.22 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 風通(フウツウ)の帯 前回に引続き、Instagramで取り上げた帯のご紹介です(^^)/ また織組織の話になりますが、風通は二重組織となってまして、 縦横だけじゃなくて高さというかやや厚みを感じる素材。 この立体的な組織が文字通り「風を通す」ので、「風通」と呼ばれます。 本品はその風通の黒地に、なんとも不思…
READ 2022.06.18 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 来週末の東京出張販売の状況 皆さん、こんにちは!(^^)/ 新しいパソコンにして、慣れずに四苦八苦している宮林です。 来週の東京出張では、また刺激ある物づくりの成果をご覧いただける事と思ってます♪ ご予約いただいているお客さま、楽しみにして下さい! お問い合わせから初めていらっしゃるお客さまも弊社の物づくりを実際にお手…
READ 2022.06.15 日記帳/女将の思い出/ 人生の賞味期限 昨今、医療も進み、現代人の寿命が百歳越えの時代が来ました。 喜ばしい反面、老後の人生時間をどのように過ごすかが大きな課題となり、各種紙面にはこの解決法を取り上げた数々の宣伝が載っています。 最近、私はつくづく思うのですが、学業を終え、一般社会人となり、現役労働が始まります。その間、試行錯誤の人生…
READ 2022.06.14 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 榀布(シナフ)の帯 Instagramに掲載しました「榀布(シナフ)」の帯を当blogでも掘り下げ(''ω'')ノ 「榀布」は新潟と山形の県境域を産地とし、榀(シナ)の木の皮から作った榀糸で作られます。 芭蕉布や葛布、藤布、太布…等々、日本各地に根付く様々な植物由来の織物がございますが、榀布もそのひとつです。 非…
READ 2022.06.14 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 澪の会 日時 6月30日(木)午後五時開演 会場が『八坂俱楽部2階』祇園甲部歌舞練場敷地内となっております。 予約はできなく、先着70名となってます。 お早めに。…
READ 2022.06.13 日記帳/店主日誌/ 貴重な職人文化 この春からぎをん齋藤はようやくすべての催事を再開し、またエンジンに火を入れ直して再スタートである。 そのためもの作りに関しても各職方へ染め出す点数を少しづつ増やし、平時の状態に戻していかなければならない、 なぜならこのコロナ禍で職方も大きな損害を受け、存続さえ危うい職人も出てきているのが現状だか…
READ 2022.06.09 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 久々!東京出張販売のお知らせ♪ 皆さん、こんにちは!(^^)/ お久しぶりの更新となってしまい申し訳ございません。 肩こりの様な感じでパソコンへ向かう事が困難となっておりました。 お仕立をお待ちいただいているお客さま!ここから全力で進めて参ります! でもまた動けなくなるのはツライので、慎重に!迅速に!動きます! そんな体…
READ 2022.06.08 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 夏の御所解訪問着 いつも御贔屓いただいているM様は、大城が担当するお客様の中でNo1の御所解ユーザー! 6月を迎えまして、絽縮緬の御所解にて来店いただきました。 帯も齋藤織物の三本紗袋帯です。 なんて涼し気((((oノ´3`)ノ♬ ご本人曰く当日はとても暑かったそうですが苦笑、 周囲の方々はきっと初夏の涼を…
READ 2022.06.06 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 大徳寺塔頭・孤篷庵(コホウアン) 大徳寺の塔頭のひとつ、孤篷庵(コホウアン)が7年振りの特別公開期間中ということで行ってまいりました。 丁度一年前に今宮神社とあぶり餅の記事をブログにあげましたがそのご近所です。 (※パノラマ撮影でちと歪んでます。実際は直角の交差点で、北進すれば今宮神社楼門、西進すれば孤篷庵というポイン…
READ 2022.06.04 日記帳/店主日誌/ 辻が花に挑む この6月から私はまた秋冬のもの作りに励んでいる。 今、特に力を入れているのが染物の花形、”辻が花”。 といってもその文様は多種多様、単純な絞りの染め分けから格子模様、また草花を精密に細かく 絞り分け、侘びを出すため描き絵を施したものなど、文化と時代に沿ってその伝統技能は発展し継承されてきたが、…
READ 2022.06.03 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 紅葉マジック 昨日のブログでも触れましたが、 紅葉の新作絞りをお届けしたお客様から、それはもう本当に嬉しいメッセージが٩( ''ω'' )و! 「脱ぎたくない着物」の称号を頂きました笑! 職人も励みになります。 T様、こちらこそ本当にありがとうございました♬ ただ、今日の東京は…雨?? 歌舞伎座着用見…
READ 2022.06.02 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 初夏を楽しむ 梅雨入り前、この時期の気候はとても爽やかで室内にいるのがもったいなくなりますよね♬ 大城のかつてのランニングコース(今はただのお散歩コース笑笑)、 先日たっぷり堪能してまいりました(*´з`) ゆっくり歩くとこれまで見逃していたことにも目が向きます(と言い訳。笑) ちょっ…
READ 2022.06.01 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ いろんなお仕事 ぎをん齋藤のお客様にも歌舞伎好きな方がたくさんいらっしゃいますが、 大城が若かりし頃から担当させていただいておりますMN様は歌舞伎イヤホン解説者。 そのMN様が「素敵なあの人(2022年6月号)」の誌面にて、オンデマンド歌舞伎の魅力を語られています。 (MN様、ぎをん齋藤の着物帯姿で登場(((…
READ 2022.05.25 日記帳/店主日誌/ 三ツ星のおもてなしを目指す 先日、遠方から若いお客様が3名来られた。 京都観光の初日にも拘らず、真っ先に予約をとって朝早くから来られたことを思うと、 よほどの着物ファンだったのだろう。 ご存じのように当店は典型的な京町屋の商売、よく目にするショールームはなく軒先には 齋藤の暖簾と行燈がかけてあるだけで、一見何屋か見当も…