READ 2020.07.20 日記帳/店主日誌/ ご来場、誠にありがとうございました。 昨日、銀座かねまつでの【夏のはんなり展】を無事に終え帰ってきました。 何よりもまずこのような状況下、銀座まで足を運んでくださいましたお客様、 そして温かいお言葉を頂戴した皆様へ感謝を込めて、心からお礼を申し上げます。 当日はたくさんの方々とお話をさせていただき、また皆様からのお気持ちやお声、…
READ 2020.07.16 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 紗九寸帯 夏らしい図柄の織名古屋帯です、虫尽し。 先々週週キリギリスの鳴き声を聞き、今週に入りセミの声も。 よく考えますと今日は祇園祭の宵山でした。 今年は夏を感じる催しすべて中止となり寂しい限りです。 せめて装いで夏を。…
READ 2020.07.14 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 秋海棠付下げ 絽縮緬の付下げ秋海棠です、強めの赤い花が可愛く アクセントになってます。 帯次第で色々な席にお使い頂けます。 秋海棠は中国から園芸用として持ち込まれた 帰化植物、名前の由来はバラ科の海棠に似た花を咲かせる ことから付けられたそうです。 丈夫で育てやすく日陰でも咲いてくれ、…
READ 2020.07.14 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 流水に萩 皆さん、こんにちは!(^^)/ 6月1日に「涼しげに」というタイトルでご紹介させていただきました流水に萩がこれからの季節にピッタリかと再登場♪^^ 柞蚕糸を使用したシャリ感のある盛夏のきもの。 真っ白でないのが肌馴染みが良いと思う。 お襦袢は白をお使いになられるだろうから、ご覧のイメージ…
READ 2020.07.13 日記帳/先代の教え/ 新発見?「古摺箔」 今手掛けてる「摺箔」の起源を探りたいと色々美術書や専門誌に目を通しているが、 16世紀以前のものを見かけることなかったのだが「平家納経」を詳しく見ていたところ、 一巻の経典の見返り部分に金銀箔の絵を見つけた。 「平家納経」ははっきりと年代が特定された貴重な研究資料である。 平安時代末期、「平…
READ 2020.07.07 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ ピーニャ蜻蛉 墨鼠地ピーニャ染帯です。 蜻蛉に水は銀の箔で仕上げてます。 合わせましたのは、すずかぜ墨流しですが、 白地の夏塩沢や、夏大島に如何でしょうか?…
READ 2020.07.06 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 七夕に因んでいるのかいないのか…苦笑 雨の七夕ですねー 織姫と彦星が年に一回逢える日、というお話がメインですが、ルーツを辿りますと中国の「乞巧奠(きこうでん)」という風習が関連しているそうです。 なんでも、7月7日に針仕事や機織りなどの上達を祈願して、7本の針に糸を通して庭に供えたのだとか。 針仕事に機織り、齋藤としては無視できません…
READ 2020.07.06 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 朱鷺地 夏襦袢 平絽に型染で夏草を描いてます。紅をきかせた可愛い襦袢です。 薄い地色のお着物ですと紅が透けるかも、、。 見えないところのオシャレ、袖口、振りからチラリと。…
READ 2020.07.03 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 羽衣の染帯 皆さん、こんにちは!(^^)/ とても蒸し暑い京都です。 本日は先週?ご紹介した羽衣の染帯バージョンです! レアな事に世の中に一本しかございません。 長々とスクロールしていただかないといけませんが、お付き合い下さい。 下地に濃い目のブルー地に摺箔雲取り、上に黄色の無地を重ねてます。…
READ 2020.07.02 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 夏小紋 皆さん、こんにちは!(^^)/ 今月の着物と帯、更新しております! スタッフで出来るだけ重ならないようにとそれぞれコーディネートしてますが如何でしょうか? お気に入りはございましたでしょうか?^^ わたくしのコーデは「あ〜涼しげでいぃわね!」をイメージしてみました^_^ そして本日、ご…
READ 2020.07.02 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 小紋 菊 早いもので七月です、今日も怪しい空模様です。 梅雨明けが待ち遠しいのですが、猛暑はほどほどにしてほしいものです。 写真は小紋の菊、素材はすずかぜです。 若草色と藤色の色違い、白い帯を合わせて頂くと爽やかに。 濃い地色の帯でメリハリをつけてもいい感じですね。…
READ 2020.07.01 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 違う帯で 7月の着物と帯、ご覧いただけましたでしょうか。 同じぎをん齋藤のスタッフでもいろんな個性がございますよね。先日ご来店のお客様からは「気に入った品は全部スクショしてます!」なんてメッセージを頂戴しましたが、そのスクショフォルダが気になって仕方ない。大城のコーデがなかったらどうしようかなと笑笑 だか…
READ 2020.06.30 日記帳/店主日誌/ 7月の着物と帯 ブログ編 7月の着物と帯のテーマは【新しいスタイル】ぎをん齋藤のトータルコーディネートです。 今までの組み合わせに一つアイテムを足すことで、装いの印象や趣を変えてはみませんか? ほんの少しのスパイスで、全体の印象ががらりと変わる、 この楽しみをこれからの新しい時代、ニュースタイルとしてぜひ味わってくださ…
READ 2020.06.29 日記帳/女将の思い出/ 家付娘…祖母 明治十七年生まれの祖母は日清、日露、第一、第二の世界大戦を体験し、近代日本史そのものの姿の中に、強さ、清貧さ、優しさ等を持ち合わせた人柄でした。 祖母は俗に言う「家付娘」でしたから、何につけても家業安泰を生き甲斐として、九十六年の人生を全う致しました。 祖母は私と同じ丑年という事もあり、イヤに馬が…
READ 2020.06.26 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 仕立も考える 皆さん、こんにちは!(^^)/ ご紹介するのは、前回に引き続き「羽衣」です。 撫子が全て上を向くように柄付けしてございます。 タイトルの「仕立も考える」というのは、特別感のある素材を活かし、重ねてあっても盛夏もお使いいただけますよ!とおススメしている羽衣。 いっその事、お仕立も考えてみる…
READ 2020.06.26 日記帳/スタッフ日誌/松島 輝明/ 苧麻の帯 正倉院華文に苧麻の染帯を合わせてみました。 着物の説明はT中君のブログに詳しく書いてます、ご覧ください。 こげ茶色の地色に尾花、かすむ朝霧を金彩で仕上げております。 写真では伝わらないですが、素材の風合い着物も帯も素敵です。…
READ 2020.06.22 日記帳/店主日誌/ 新旧の調和【御所解でコーディネート】 今回は新旧の調和をテーマにご紹介します。 ぎをん齋藤といえば【御所解文様】、という方は多いのではないでしょうか。 創業以来、代々まったく変えることなく、その魅力を保ちながら 現在でも普遍的な存在、ぎをん齋藤を代表する作品として 作り続けている逸品の一つです。 その時代を超えた魅力ある御所解…
READ 2020.06.19 日記帳/スタッフ日誌/宮林 渉/ 羽衣 皆さん、こんにちは!(^^)/ 弊社で「羽衣」と呼んでる素材。 生地一枚でご着用いただくのは、さすがに透け過ぎて叶わないが、 二枚重ねる事で表情豊かな着物となる。 無双という言葉もあるが、 敢えて別の「羽衣」と呼んでいるのは 6月~9月と薄物の時期に通して使って欲しいから。 二枚重ねて…