商品紹介 / 

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筆 : 齋藤 康二

残暑厳しい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

「九月」の着物と帯は初秋ということでまだまだ薄物のコーディネートをご紹介。

朝夕はようやく涼しくなってきたこの頃、蜩の声はどこか寂し気で秋の気配も漂う、

そんな秋口の装いはまだ単衣がおすすめ、夏の名残を惜しみながら季節の

移り変わりを楽しんではいかがでしょうか。

すずかぜグレー地秋草付下

こちらのきものは薄物の定番といって良い、すずかぜの生地を使い涼し気な地色に

染めたどちらかというと単衣らしいお召し物。

秋草(顔料)は上前を中心に付下取りに配置しており、重すぎず軽すぎず、、、

お茶などにも活躍できる単衣のお召し物となっています。

  • 520,000円

夏紬紺地金更紗染名古屋帯

こちらの商品は今回京都秋の展示会でのテーマとなっている

「金更紗」シリーズを特別いち早くご紹介。

生地は夏紬というしっかりした張りのある生地を使用し、

地色共に更紗らしい、重みのある色目で配色された逸品。

5月から9月まで、薄物のお召し物としてアクセントにいかがでしょうか。

  • 410,000円

秋のお召し物は何いするか難しい季節ですが、ぎをん齋藤の「すずかぜ」をお召になられると

その良さがわかります。盛夏にも単衣にも、昨今の気候に合わせた現代の薄物。

ぜひ一度お試しください。

筆 : 齋藤 康二